かたてまダイアリー

新婚共働き夫婦が仕事の片手間にたしなんだことを記録するブログ

シンガポールへ行ってきました

今年の3月、転職のタイミングを利用し、有給消化も兼ねて還暦を過ぎて実家で家庭菜園をしている母を連れ、シンガポールへ行くことにしました。
仕事の引継ぎや、会社自体が移転することでの業務(←移転のため、転職を決意)もあり、出発10日前にホテルと航空券をネットで予約しての弾丸ツアーとなりました。

6月の今と異なり、まだ気温が15~17度であった3月初旬の東京。特に出発時は雨のせいか寒く、シンガポールへ不要な服を極力持って行かないよう、重ね着とホッカイロで対策をしつつの出発でした。
シンガポールへは6時間くらいだったでしょうか。時差は丁度、日本時間-1時間です。飛行時間もさほど長くなく、時差もほとんどなかったので、時間的な面では気になりませんでした。ただ一つ、暑い!30度近い気温に、日本での15度位の気温とのギャップがすごく、一気に汗をかきました(^-^;

ホテルは、治安と観光を考えるとマリーナエリアかオーチャードロード沿いがよいとの情報があったことと、母が一緒であったことから、利便性のよさそうな駅であるシティ・ホール駅に直結しているフェアモント・ホテルを選びました。少し高いかなと思いつつもマリーナ・ベイ側の高層階にしていました。
後で思えば、このホテルを選んだことが、今回のシンガポールでは一番良かった点かと思います。割高かなと思いつつ朝食もセットにしたのですが、暑いシンガポールで朝にゆったりと涼しいところで果物やサラダをビュッフェ方式でとれる点はとても良かったですし、日本食や多国籍料理もありました。そしてホテルのスタッフが皆さん優しい!!私のつたない英語に、あきれることなく丁寧に対応してくださいました。
そして、突然のスコールが生じるシンガポール。運が良いことに私の滞在した1週間の中でスコールは1度きりでしたが、ホテルがシティ・ホールの駅直結なので濡れることはなかったですし、シティ・ホール駅自体にのショッピングや食事するところもあり、結構遊べます。和民なども入っているのですが、スタッフが日本語で対応していました。ラッフルズホテルの目の前で、マリーナの方向へも歩いて向かえる距離で、観光にも最適でした。何せ暑いので、シティ・ホール駅→エスプラネード駅→プロムナード駅と3つの駅がショッピングモールでつながっていることと、各駅からの電車を利用して、結構移動しておりました。

ホテルの部屋のバルコニーから撮った写真です。マリーナ・ベイ・サンズでは20:00,21:30(金・土曜日は23:00もあり)に「ワンダー・フル」という無料のライトアップのショーをやるのですが、ホテルからもビル全体の光の演出が見ることができました。ビルの下のほうで、同時に噴水にプロジェクションマッピングする催しが行われているのですが、さすがにそれはホテルから見えず、マリーナエリアでしか見えないようです(今回は見に行かず、毎日ホテルからお茶をしつつ眺めていました)。
それでも、部屋のバルコニーからもベッドの上で寝ころびながらででも十分見える、素敵な部屋でした。
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ベットから朝方に撮った写真です。
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シンガポールは多国籍文化だからか、あまり海外といった感じはなく、ユニクロやH&M、高島屋、やよい軒など日本と変わらない店も点在してました。日本人在住の方も多いのか、公園から日本語の親子の会話も時折聞こえてきました。
トイレ事情も日本と同じで、ヨーロッパなどでは有料がよく見られますが、シンガポールでは無料です。使い勝手も日本と同じですね。日本で買い忘れたものがあっても、100円均一のダイソーや無印良品などもあり、あまり困らなかったです。ちなみに私はシンガポールのダイソーで手拭き用のウエットティッシュを購入いたしました(*^^*)

蒸し風呂のような暑さの中、建物内に入ったとき用のカーディガンを片手にホテルから歩き、マリーナエリアへ向かいます。
すると15分くらい歩いたでしょうか。有名なホテル、マリーナ・ベイ・サンズが見えてきます。こちらのホテル、下でベイフロント駅に直結しており、一般客もショッピングや有料の展望台(屋上、プール横)に登ることができます。
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まずはマリーナ・ベイ・サンズへ向かう途中で、マーライオンへ寄り道。よく思っていたより小さくて落胆する人がいると聞く、マーライオン。私は逆に小さいと聞いていたので、サイズ的にはこんなものかな、程度ではありました。が、とりあえず他の観光客の方々に混じり、シンガポールに来たのよという実感を得るため、写真をパシャリ。

マーライオンから歩いて、マリーナ・ベイ・サンズへ。つたない英語で展望台のチケット売り場をきき、向かいます。チケット売り場はホテルのフロントちかく、外に少し出たところにあるエスカレーターを使ったところにありました。
展望台行きの専用エレベーターで一気に展望台へ。ちなみに乗る際に、写真を撮られます。展望台についた後、購入するか聞かれます。
展望台からの景色。目の前の丸っこい感じの高い建物が、私が泊まったフェアモント・ホテルです。
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マリーナ・ベイ・サンズの近くには、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイというガーデンがあります。スーパーツリーという木のような建造物が18本あり、有料ですが、そのうちの2本に登ることができます。写真は上に登って撮った写真です。夜にはライトアップされます。
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オーチャードロードを抜けて、15分くらい歩いていると、ボタニック・ガーデンが見えてきます。有料の施設もありますが、無料の施設だけでも十分南国の植物を楽しむことができます。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイにも有料の植物園がありましたが、中国などのツアー観光客が多かったため、私個人としてはこちらの公園のほうがシンガポールに在住の方が来ている憩いの場のようで、落ち着いていてよかったです。
園内はすごく広いので、全部回ろうと思うと結構時間がかかるかと思います。また、駅からも遠いので、歩きやすいサンダルと虫よけがいりますね。
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チャイナタウンやアラブストリートも見ましたが、アメ横のような活気と賑わいに近かったです。暑さも加わってか、あまり人込みの中を長居する気になれず、歩いてざっくり観光しました。

プロムナード駅に隣接するサンテック・シティというショッピングビルから出ているヒポツアーを使うと、シンガポール全体を日本語で案内してもらうことができます。1日フリー切符をサンテック・シティの乗り場で買うと、チケットとヘッドホンをもらえます。それを持って指定のバスに乗り、日本語で案内を聞き、好きな乗り場で乗り降りするというものです。スコールが降ったときに、ショッピングとこのツアーで車窓からシンガポールを楽しみました。
また、シンガポールの食べ物は多国籍ということからか、癖が少なく食べやすいものが多かったです。チリ・クラブは辛い物好きな私と母にとってとても美味しかったですし、南国フルーツがもデパ地下のスーパーのようなところで買って食べるほど沢山食べてきました。日本食のお店もあり、飽きてきたころに日本食をいれたりしながら、特に食べ物や飲み物には困ることなく過ごすことができました。私的にドリアンの臭いがダメでしたが、母は大丈夫とのことでしたし、合う合わないがあるのかもしれません。

1週間という期間でしたが、シンガポールの一番素敵なところは住んでいる方々の人柄のように感じました。私の拙い英語でも必死に聞いてくれて、図を描いてくれたり、ゆっくりと説明したりしてくれました。出会った方々がとても温かい人たちばかりであったように思います。
多国籍文化ということもあってか、あまり日本と変わらない部分も多く、ヨーロッパなどに比べて海外ですっていう感じはしにくいかもしれませんが、治安や衛生面、住んでいる方々の人柄的に安心して心地よい旅行をすることができました。

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