かたてまダイアリー

新婚共働き夫婦が仕事の片手間にたしなんだことを記録するブログ

スポーツジムは民間と公営とどちらにすべきか

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私は一人暮らしの頃から週一ペースでのジム通いを続けています。最近は奥さんともいっしょに行くようになり、また新たな楽しみ方を覚えた今日このごろです。今は二人で近所の公営のスポーツセンターに通っています。民間の駅近スポーツジムもいくつかあるのですが、月会費がばかにならないし、結局自分たちのペースでトレーニングすると民間・公営の差はあまりないので、入会はしていません(今の公営ジムがそこそこ新しいので設備がそこまで悪くない、というのもありますが)。

しかし私も一人でジムに通い始めたての頃は、民間のスポーツジムに通っていました。引越しも何度かしているので、そのたびにいくつかの民間・公営のジムを見てきたので、今日は両者の違いを独断と偏見でまとめてみたいと思います。なお、この結果は私が今まで見た中で、総じて感じたことなので、もちろん個々の店舗による違いはありますが、その点は悪しからず。。

比較

いきなり比較してしまうと以下のようなイメージです。あくまで全体平均的な目安として下さい。個々の施設で見ると当然あてはまらないものもあります。以降では、順に詳細を見て行きたいと思います。

項目 民間 公営
価格 △高い ◯安い
スタッフ ◎サポートやメニュー相談もできる ◯基本的な設備の使い方等は教えてくれる
トレーニング設備 ◯良い △民間には劣る
施設 ◯充実 △必要最低限

価格

民間は通常、月会費で会員として入会するところが多いです。1ヶ月使い放題のプランから、週一プラン、平日夜のみプランなど、クラブごとに様々な方式があるため一概には言えませんが、だいたい週一プランで月額6,000〜7,000円ほど、一ヶ月使い放題で10,000円前後の価格設定が多いと思います。さらに、都度利用(1回だけ利用)する場合の料金は2,000円前後と、割高になってしまうことが多いため、基本はその人の都合に応じたコースに入会するのが普通です。ただし入会してしまえば、レッスンやプール、風呂などの設備等で別料金をとられることは基本ありません。

一方、公営は都度利用が基本で、一回400〜600円くらいです。ただし2時間制限など、時間が決められており、延長すると延長料金がとられることが普通です。回数券を買えば1割程度お得になったりもします。公営だとチケット券売機でジム、プール、レッスンそれぞれのチケットを買って利用することが多いので、いろんな設備を使いたい場合はそれぞれに料金を払う必要があります。

なので、毎日通うような人はクラブに入会した方が安いですが、週一程度の利用ならば、公営の方が半額程度で済むので、利用頻度に応じてどちらがお得か計算するといいと思います。

スタッフ

民間のスタッフはとても親切・丁寧です。基本的にクラブ会員はサービス業のお客様という扱いを受けるので、ホテルやレストランのスタッフに近いかもしれません。民間の場合、初心者向けに専属スタッフが一人付いて慣れないうちは機器の使い方やメニュー作成のサポートをしてくれるところもあります。筋力を増やしたい人、ダイエットをしたい人など個々人の目的に応じて様々なメニューが提案されるので、最初はプロに頼れるという意味でもとても頼りになりますね。私も最初は民間で基本的な機器の使い方やトレーニングの方法を教えてもらい、今では公営のジムでそのとき教えてもらった方法を実践しています。

公営のスタッフは親切・丁寧でないわけではありませんが、やはり民間とは違い、人によるといった感じですね。もちろん不愉快に感じることはありませんし、機器の使い方なども尋ねれば丁寧に教えてくれます。ただ民間の方は良くも悪くもサービス業なので、一歩踏み込んでいろいろ教えてくれたりしますが、公営の方はそういうことは基本ありません。またメニュー作成や相談などは別料金となってしまうこともあります。自分のトレーニング方法が確立していて、特にスタッフに頼らずに自分のペースでトレーニングできる人は、むしろよいかもしれません。

トレーニング設備

これは民間・公営の違いだけでなく、設備の年季によるところも大きいのですが。。
民間はやはり綺麗で新しく、同じタイプのマシンが複数台あったりと充実していることが多いです。公営の方は種類も台数も必要最低限といった感じですね。例えば、ランニングマシン一つとってみても、民間の方はテレビが付いてたりと高機能なものだったり、公営の場合は走るための機能のみだったりします。また民間だとフリーウェイトのベンチプレスとかも必ずといっていいほどありますが、公営だとおいてないところもあります。ただし公営でもここ数年以内にできたような比較的新しいところだと民間レベルの設備があったりします。あと民間ではトレーニングルーム、プールはほぼ必ずあり、それ以外にも卓球やボルタリング、ゴルフ練習ができたりと様々な使い方ができるところもあります。

施設

これも年季やその場所の規模によりますが。。
民間はほぼ必ず浴場設備があります。トレーニング後にひとっ風呂入って帰れるのはとてもありがたいですね。高齢の方になると、入浴施設として毎日利用するために会員になる人もいるくらいです。一方公営は通常はシャワーだけがあることが普通ですね。あとは休憩所の規模なんかもだいたい民間のほうがよいです。無料マッサージチェアがあったり、中にはエステや接骨院が入っているところもあります。

まとめ

いかがでしたか?公営・民間は一長一短です。基本的に民間の方がスペックは上ですが、値段も高くなります。一方公営は基本安く最低限の設備が整っているので、自分のペースでトレーニングができる人は十分だと思います。いずれにせよトレーニングは続けることが重要なので、自分のペースにあったところを探していくのがよいかと思います。

個人的には初心者は最初は民間でスタッフに教えてもらいながら慣れていき、慣れてしまえば公営で自分のペースでやるのが一番いんじゃないかと思いますね。