夫婦の休日を彩るゲーム達 〜コリドール(quoridor)〜
私達夫婦は、休日の食事の後、二人で紅茶やコーヒーを飲みながら、たまにゲームをします。ゲームといってもテレビゲームやモバイルゲームではなく、ボードゲームやカードゲームといったアナログなやつです。奥さんはテレビゲームはあまり好きではないらしく、私(夫)も昔はPSとかよくやってましたが最近はやらなくなり、家にゲーム機もおかなくなりました。なので、こういうアナログに手軽に楽しめるゲームは逆に新鮮でよいですね。ということで、我が家で遊んでいるゲームを紹介したいと思います。
本日紹介するのは、フランス製の戦略的ボードゲームのコリドール(quoridor)というものです。
ルールは単純で、9×9のボードにお互いの駒を自分の陣地においた状態(ちょうど将棋の王将と玉将だけあるような状態)から相手の陣地の一番奥に進めたプレイヤーの勝ちです。プレイヤーはそれぞれ10枚のフェンスを持っていて、自分の番に駒を1マス縦または横に進めるか、フェンスを置きます。フェンスはちょうど2マス分の壁になっていて、進路を妨害するためのものです。1度やってみるとすぐにゲームのルールは理解できます。
上の画像はピンクが私でオレンジが奥様で、それぞれ矢印の方向に向かっています。オレンジはあと3手でゴールなのに対し、ピンクは4手必要です。なので、オレンジが有利!な状態に見えますが、実はピンクはまだフェンスを1枚もっており、オレンジはもうフェンスがないのです。なのでオレンジが2歩進んだところで道を塞いでしまえば、回り道せざるを得なくなり、その間にオレンジはゴールに到達できるのです!
このフェンスの置き方がゲームを支配する最大の要素で、いかに相手に無駄足を踏ませるように使い、自分の進路を確保するかが肝になります。フェンスは相手のゴールを遮断するような置き方でなければどこにおいても構いません。やってみるとなかなか面白く、フェンス1枚でゲーム盤の状況がまるっきり逆転することもよくあります。相手の嫌がるところに置こうとするので、あまり意地悪しすぎると奥様の機嫌が悪くなるので、ほどほどにしておきましょう(笑)。
以前、東急ハンズにいったときにフランス製ゲームを店員さんが紹介しながら販売するコーナーがあったので、そこで遊んでみて面白かったので、買ってみました(Amazonでも買えるようですが、評判を見るとどうもAmazon版は微妙なようですね。。お店で実物を見て買ったほうがいいのかもしれません)。これは携帯版で、コンパクトでお安め(2,000円くらい?)やつですが、木製の高級感のある正式版もあります(たしか6,000円くらい)。もちろん遊び方はどちらもいっしょです。
なかなかおもしろいので、皆様もぜひ遊んでみては!