木瓜の花の生花 - かたてまダイアリー

台風が接近しているためか雨が酷くなる中、習い事の生け花をしてきました。花材は先生がご用意して下さるところが大半ですが、私の通っているところは持参も可能なので、毎回花屋に寄って買ってから向かっています。

朝、普段通り花屋に行ったところ、いつも以上の混雑さ。店員さんがドタバタ走り回っていて、花材探しの私は邪魔なんじゃなかろうかと申し訳なくなる感じでした。

会計時に店員さんに「混んでますね」と言ったところ、「雨が酷くなる前に、病院のお見舞いをするための花や、御墓参りや仏壇のお花を買う方が一気に来ているんです。」とのこと。なるほど、確かに菊が凄い勢いで売れていきます。

店員さんが忙しそうで花の名前は聞けませんでしたが、おそらく木瓜を購入。あと、他に枝葉や花を少々。いつも1,000円くらいでおさめているのですが、今回はハロウィンの気分でカラフルな実がなっている木も買ったので2,300円でした。高いけど、、まぁ、ハロウィン用の飾りということで奮発。

時折、植物が高いなぁと思ったり、贅沢な習い事だよなぁと思うこともありますが、このために仕事を頑張れるならそれも良いかなと思って習い事を続けています。植物が高いのは農家さんや配送業者、花屋さんの手間(花を傷めず開花させず)を考えれば致し方ないのでしょうね。我が家にはペットもいないので、仕事から帰って暗い部屋に明かりを点けた時に、可愛い花があると心が和みます。開花すると嬉しいですしね（＾ν＾）

そんなこんなで、先生のところで木瓜の生花(しょうか)をいけてきました。生花は池坊の生け方の一つです。針金などは使わず、自然に一つの木があるように生けます。これが意外と難しい。手で折らないように気をつけて枝を曲げて(溜まるって言います)、かといって自然になっている形や花・葉を活かして生けます。

先生のところで生けた花を持ち帰ってきて、家で生け直しました。